和瓦 棟部からの雨漏り修理工事のご紹介
- 2024.09.01
公民館屋根の雨漏り修理工事の依頼を請けました。
桟瓦のズレや割れは無いので、原因が分からず、お問い合わせいただきました。原因が分からないケースも沢山あるので、今回はその1つをご紹介いたします。
現状です。
パッと見た感じでは、不具合があるようには見えません。
原因 その① 棟部の紐丸瓦を解体しました。
葺き土(赤土)が砂状になっています。雨水の侵入があります。また、のし瓦の葺き方(勾配の取り方)にも問題があります。
原因 その② 棟部を全て解体しました。
袖瓦は破風部の上までしっかりと施工されていますが、桟瓦が無い状態です。桟瓦も袖瓦と同様の棟真まで葺き上げなければなりません。
新しい桟瓦を葺きあげます。
棟真まで、新しい桟瓦を葺きあげました。これが正式な納め方です。明らかに手抜き工事ですね。
棟瓦を葺き直して、完成です。
棟部ののし瓦下に、新しい桟瓦があります。これで、雨漏りがしない屋根が出来上がりました。
また、今回は赤土を使用せず、撥水性モルタルを使用したので、安心です。
このように、パッと見ただけでは分からない雨漏りも必ず原因はあります。
【 森亀 】は、創業120年越えの経験と知識をもって、雨漏りの原因究明に努めます。他社では分からない原因も、しっかりと突き止め解決いたします。
現場調査費やお見積作成費は無料ですので、お気軽に申し付けください。
これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。