今回は、個性的な瓦屋根をご紹介します。

新築工事の玄関ポーチの屋根です。なんと・・・

球体の形状なのです。図面を頂き、立面図を見たときは衝撃を受けました。

普段、使用している瓦は曲がる素材ではないので、アスファルトシングルという屋根材を使用します。

耐候性アスファルトに着色石を貼り付けた柔らかく加工が安易な商材です。勿論、耐火性能にも問題はありません。

安価に仕上がる商材なので、リフォーム工事にも採用していただくことが多いです。

木工事の後の工事手順です。

ゴムアスファルトルーフィングを貼っているのですが、R状には曲がらない為に、都度カットし貼り付けます。

念のために、継ぎ手には防水テープを貼ります。

瓦を葺いている段階です。上段に葺きあがるにつれ、瓦が小さくなっていきます。

最上段は、ピザをカットした位の瓦になっていました。

完成です。

焼成した瓦では、このような形状の屋根に葺くことは不可能ですが、今回使用したアスファルトシングルでは施工可能です。

ほんとに、個性的でオシャレですよね。

【　森亀　】では、社寺仏閣に使用する燻し瓦や、現在主流となっている平板瓦、スレート瓦など、屋根に関することなら全てに施工対応しています。

また、新築工事から、リフォーム工事、雨漏り修理工事など屋根のことでお困りの方がみえましたら、お気軽にご相談ください。

ありがとうございました。