和瓦から平板瓦への葺き替え工事
- 2024.08.01
屋根瓦のリフォーム工事をさせていただきましたので、ご紹介いたします。
築80年ほど経過した和瓦の物件です。今現在は、雨漏りはしていないのですが、経年により、瓦のズレが生じているのが現状です。また、全国各地で地震が起こっていることから、屋根瓦自体を軽くしたい、台風被害に備えたいとのご要望でしたので、平板瓦への葺き替え工事をご提案いたしました。
採用していただいた瓦は、鶴弥社製 スーパートライ タイプ①プラスと言う商品です。この瓦は、緩勾配の屋根にも対応しており、雨仕舞の良い商品です。また、遮熱塗料が施してあるので、お部屋の中も快適に過ごして頂け、光熱費の削減にも繋がる、良いことづくめの商品です。
それでは、工事の施工順に沿って、ご紹介いたします。
施工前です。
既存の瓦、赤土を除去します。
クレーン車を使い、瓦・赤土を分別し、処分します。
下地合板とルーフィング貼り工事です。
下地合板を垂木に留めつけ、ゴムアスファルトルーフィングを貼ります。ゴムが含有しているので、耐久性が良い商品です。
瓦を葺きます。
1枚の瓦に対し、最低1本以上の釘やビスで下地木材に留めつけることで、飛散する心配がありません。
メーカーのデータ値では、風速110メートルまで大丈夫です。
雨押え板金の工事です。
壁際から雨水の侵入を防ぐ、雨押え板金です。その上に防水紙を貼り、外壁工事も進めます。
破風板に板金を施工します。
今までの破風板の上に、板金を施工することで、今後傷むことがありません。
完成です。
見違えるような仕上がりになりました。
今回お世話になった工事内容・・・瓦のリフォーム工事、下地木材の大工工事、外壁トタン張り工事、雨押えの板金工事、雨樋工事、足場工事
上記の工事内容をすべて、【 森亀 】で請負をさせて頂いております。工事の部分発注をすると、工期が長くなったり、工事金額がかさんだりすることがありますが、【 森亀 】では、そのような心配が無いために、お客様に大変喜ばれております。今回は、平板瓦を使用しての工事内容でしたが、お客様のご予算やお考えに沿った最適なプランをご提案させていただきます。
1900年創業の【 森亀 】にお任せください。ご連絡をお待ちしております。ありがとうございました。